※本記事にはアフィリエイト広告(広告)を含みます。宿泊施設の条件・料金は変わるため、最新の情報は各公式サイト・予約ページでご確認ください。
犬と泊まれる宿で、夕食や大浴場のあいだに犬をどうするかは、「宿の案内に何と書いてあるか」を予約前に読み取ることでほぼ決まります。客室に残してよいのか、ケージが必須なのか、食事処にいっしょに入れるのか。これは宿ごとにまったく違い、「ペット可」という言葉だけでは分かりません。



迷ったら、最後のまとめを見てね。ポイントをまとめてあるよ。


そのうえで、部屋に残す場合は「ケージやサークル」「室温と飲み水」「連絡先の共有」の3点を整え、食事の時間帯や入浴の順番は、犬が落ち着いて待てる長さから逆算して組み立てます。自宅での短い留守番練習も、旅先での安心につながります。
こんにちは、案内役のルークです。この記事では、宿のランキングや特定の宿の紹介はしません。「宿の記載をどう読むか」と「部屋に残す・食事をするときの考え方」にしぼって整理しました。確認日は2026年10月です。
🍖 宿の「食事のスタイル」を先に確認する


犬連れの宿選びでは、客室の広さやドッグランに目が向きがちです。でも、実際に悩みやすいのは夕食と朝食のあいだ、犬をどこでどう過ごさせるかです。まずは次の4つの形のどれにあたるのかを、予約前に確かめておくと安心です。
食事のスタイルは大きく4つに分かれる
- 部屋食:客室で人の食事を取る形です。犬は同じ部屋にいられますが、食事中の犬の過ごし方(ケージに入れるか、そばで待たせるか)に決まりがあるかは宿しだいです。
- 個室の食事処:個室に犬を連れて入れる宿もあれば、人だけが行き、犬は客室で待つ宿もあります。
- 食事処に同伴:決まった席や、犬用のスペースが用意されている形です。
- 別室預かり・見守りサービス:食事の時間だけ犬を預かる、または客室の犬を見守るサービスを用意している宿もあるようです。ある場合も、内容や料金は宿ごとに違います。
ある宿の楽天トラベル掲載ページ(2026年10月確認)では、同伴できる場所が「客室および屋外」と書かれ、愛犬の食事は持参するよう案内されていました。
別の宿の同意書(令和3年3月改定のもの)では、ケージに入れた状態でもレストランには連れて入れないとされ、館内で犬に食事を与えないことも求められていました。同じ「犬と泊まれる宿」でも、ルールの粒度がこれだけ違います。
食事の時間を一緒に過ごしたい人は多い
楽天LIFULL STAYが「楽天ペット割」の会員を対象に行った調査(トラベルボイス、2021年12月29日掲載。
回答数と実施時期は記事に記載なし)では、宿選びで重視する点として「食事中も一緒に過ごせる」が54.3%でした。
会員限定の調査なので傾向として見るにとどめますが、食事の時間の過ごし方を気にする飼い主は少なくないことがうかがえます。
宿の案内で読むべき言葉
宿のページや同意書では、次のような言い方がよく使われます。意味が曖昧なときは、遠慮せず問い合わせて構いません。
- 「客室内でのみ同伴可」:食事処やロビーには入れない、という意味の場合があります。
- 「ケージ等に入れての移動」:館内の移動でケージやバッグを使う決まりです。
- 「愛犬のみの留守番不可/可(ケージ必須)」:留守番の扱いです。次の章で詳しく見ます。
- 「食事は持参」:犬のごはんは飼い主が用意する、という意味です。
山梨県観光公式サイト「ONE FOR WAN」(NPO法人日本ドッグマナー協会が監修)でも、犬を連れて入れる範囲が施設内で限られることがある点や、食堂では他のお客さんに気配りが必要な点が挙げられています。
食事の形で探したいとき
予約サイトの条件検索では、ペット可の宿を探せます。ただし、絞り込みの項目は各サイトで違い、細かい運用(食事中の犬の扱い)までは検索結果だけでは読み取れないことがあります。候補を見つける入口として使い、決める前に宿のページで確かめてください。
楽天トラベルには、犬と泊まれる宿の入口になる検索ページがあります。楽天トラベルで犬と泊まれる宿を探す
日本地図から宿のエリアを探したいときは、当サイトの犬と泊まれる宿マップも使えます。宿選び全体の考え方は、犬と泊まれる宿の選び方にまとめています。
🏠 「客室での留守番」は宿のルールしだいという前提で考える
「ちょっとの間なら、部屋に残して食事に行けばいい」と考えがちですが、ここは宿によって扱いが大きく分かれる部分です。
よくある3つのパターン
- 留守番を禁止している宿:犬を客室に残しての外出自体を認めていません。山梨県観光公式サイト「ONE FOR WAN」でも、客室での留守番を禁止している施設がある、と注意されています。
- 条件つきで可の宿:ケージやサークルに入れることを条件に認める形です。ある宿の同意書では、客室に犬だけを残す場合は必ず室内のケージに入れるよう求めていました。ある宿の楽天トラベル掲載ページでは、犬だけを残して外出するときのほか、夕食・朝食時や就寝時にも客室内のケージを使うよう案内されていました。
- 時間の目安が決まっている宿:短時間のみ可、長時間の外出は不可、といった線引きがある場合です。
どの形でも、「何分まで」「何のために」「どんな状態で」残せるのかは宿ごとに違います。宿の案内に書かれていないことも多いので、予約前の問い合わせが確実です。
予約前に聞いておきたいこと
- 犬だけを客室に残して外出してもよいか。
- 残してよい場合、ケージやサークルは必須か。持ち込んだものでよいか、宿の貸し出しがあるか。
- 夕食・朝食・大浴場の利用時間に、犬を残すことは認められるか。
- 残す場合に、フロントへ事前に伝える必要があるか(連絡先の登録など)。
- 食事処、ロビー、売店などで、犬を連れて入れる範囲はどこまでか。
メールで確認するなら、「体重○kgの小型犬1頭で宿泊予定です。夕食と朝食の時間帯(1時間ほど)に、ケージに入れて客室に残すことは可能でしょうか。それとも同伴できる場所がありますか」のように、犬の状況と時間の長さを具体的に伝えると、答えをもらいやすくなります。
犬の種類・体重・頭数の条件や宿のルールは、予告なく変わることがあります。回答はメールや予約画面の履歴など、あとから見返せる形で残しておくと安心です。
部屋に残すときの安全準備
残してよいと分かった場合でも、「ルールを守ればOK」ではなく、犬の安全をどう守るかを飼い主側で整える必要があります。
ケージ・サークルを使う
山梨県観光公式サイト「ONE FOR WAN」では、客室で留守番をさせるときはケージかサークルに入れるよう勧めています。慣れない部屋で犬が動き回ると、備品を傷つけたり、コードをかじったり、ドアの隙間から出てしまったりする心配があるためです。
普段使っているクレートやサークルがある場合は、においのついたいつものものを持っていくと落ち着きやすくなります。
大きさ別の選び方は折りたたみ式サークルのレビュー記事、クレートとして使えるキャリーならハードキャリーのレビュー記事が参考になります。
宿が貸し出すケージの大きさは限られるため、持ち込んでよいかも合わせて確認しておくと安心です。
室温と飲み水を整える
長野市の「ペットの熱中症に注意」では、室内にいても熱中症は起こるため、扇風機やエアコンで温度と湿度を管理し、新鮮な水をいつでも飲めるようにするよう案内されています。具体的な設定温度は示されていませんでした。
- エアコンは、出かける前に作動していることを確かめる(客室の空調の操作方法は宿ごとに違うので、チェックイン時に聞いておくと安心です)。
- ケージは直射日光や、冷風が直接当たり続ける場所を避けて置く。
- 飲み水は、こぼれにくい器で、出かける直前に新しいものに替える。
なお、同じページでは駐車中の車内に犬だけを残すのは大変危険とされています。食事の時間に犬を車で待たせる、という選択は避けてください。
フロントに連絡先を共有する
部屋に残して外出するときは、フロントに「客室に犬がいること」「飼い主の携帯の番号」「戻る予定の時刻」を伝えておく、という使い方ができる宿もあります。宿の運用に合わせて確認してください。
万一、犬が吠え続けたときにすぐ連絡をもらえる関係をつくっておくだけでも、お互いに安心です。
見守り用のカメラを客室に置きたい場合は、設置してよいかを宿に確認してからにしましょう。宿によって考え方が異なるため、無断で設置するのは避けてください。
出かける前の最終チェック
- ケージ(サークル)の扉が確実に閉まっているか。
- ケージの中に、飲み込みやすいものや、引っかかりそうなひもがないか。
- エアコンが動いているか。水は十分か。
- 部屋のドアを開けたとき、犬が飛び出さないよう、戻ったときの動線を考えているか。
🍖 食事中に犬を落ち着かせるコツ
部屋食や、犬を連れて入れる食事処を選ぶ場合は、食事中に犬が落ち着いて待っていられる状態をつくることが大切です。犬が苦手な人もいることは、「ONE FOR WAN」の注意10カ条でも触れられています。
食事の前に体を動かしておく
- チェックインしたら、まず排泄をすませ、軽く散歩して体を動かす。
- 食事の少し前には、犬にも水を飲ませ、トイレをすませておく。
- 興奮しているときは、食事の開始を少し遅らせて、落ち着くのを待つ。
噛むおやつや知育トイは宿のルールの範囲で
食事中に長く待たせるために、噛んで過ごせるおやつを与える方法がありますが、館内で犬に食事を与えないことを求める宿もあります(ある宿の同意書より)。
おやつを与えてよいか、においの残るものは客室で出してよいかを、事前に確認してください。また、ごはんや水の入れ物の持ち込みについても、宿の案内に従います。
マットの上で待つ練習を取り入れる
決まったマットや毛布の上で、静かに待てるようにしておくと、どこでも使える合図になります。使い慣れたマットを客室でも食事処でも使えば、「ここで待つ場所」が犬に伝わりやすくなります。
この練習は旅行の数週間前から、自宅の食事時間にあわせて少しずつ始めるのがおすすめです。ケージやクレートそのものに慣らす練習は、クレートトレーニングの記事で詳しく解説しています。
食事中の犬への視線と声かけ
人の食事中、犬が催促して吠えることがあります。京都府の「動物の飼い主の責任について」では、おねだりで吠えるときは反応しないことで「吠えても意味がない」と学ばせる、という考え方が示されています。
旅先で急にやり方を変えるのは難しいので、普段の食事でも同じ対応をそろえておくと、旅先でも落ち着きやすくなります。
夕食・大浴場の時間の組み立て方
犬を一頭だけ客室に残す時間は、短いほど安心です。同伴できる範囲やケージの必須条件を踏まえて、時間割を組み立てましょう。
時間をずらす・交代制にする
二人以上で泊まるなら、食事や入浴を交代でとる方法があります。一人が犬と客室にいて、もう一人が先に食事や入浴をすませ、戻ったら交代します。犬が客室でひとりになる時間がなくなり、宿の留守番ルールにも触れにくくなります。
- 夕食の時間帯は、宿の指定の中から選べる場合は早めを選ぶ(食後に犬の散歩や排泄の時間を確保できます)。
- 大浴場は、混み合う時間をさけ、短時間で戻れる時間帯にする。
- 客室に内風呂や露天風呂のある部屋は、犬と離れる時間を減らす選択肢になります。
ひとり旅のとき
交代できる人がいない場合は、客室内の入浴・食事の形(部屋食、内風呂つき)を選ぶ、持ち帰りで食事を客室でとる、といった組み立てが現実的です。宿やプランによっては、客室で食事をとれる形もあります。
「食事の間、犬をどうするか」をプラン選びの最初の条件にしておくと、迷いにくくなります。
夜の就寝時間も確認を
ある宿の楽天トラベル掲載ページでは、就寝時にも客室内のケージを使うよう案内されていました。山梨県観光公式サイト「ONE FOR WAN」でも、犬を人用のベッドに上げず、床やケージ・犬用の寝具で寝かせるよう勧めています。
夜の過ごし方は、吠え・夜鳴きの不安とも重なります。宿で吠えるときの対策の記事もあわせて読んでおくと安心です。
犬が家で留守番をするときの気持ちや接し方は、留守番と犬とのコミュニケーションの記事にもまとめています。
🎓 自宅でできる事前練習|まず15分の留守番から
宿で急に留守番をさせるのは、犬にとっても負担です。出発の数週間前から、自宅で少しずつ練習しておくのがおすすめです。
段階を踏んで進める
- 同じ部屋で、ケージ(サークル)の中で過ごす:飼い主がそばにいる状態から始めます。
- 別の部屋へ数分離れる:戻ってきたときは、大げさに声をかけすぎないようにします。
- 15分ほど外出する:近くのスーパーに行く程度で構いません。
- 30分〜1時間に延ばす:旅先で想定される時間の長さに近づけます。
京都府の「動物の飼い主の責任について」では、飼い主がいなくなって吠える犬には、出かけることを犬に気づかれないよう静かに外出し、帰宅時も普段どおりに接して留守番に慣れさせる、という方法が紹介されています。旅先でも同じ接し方をそろえておくと、犬が状況を理解しやすくなります。
ケージ・マットに慣らす
環境省の広報誌「ecojin」でも、災害時の避難に備えてペットをケージに慣れさせておくことが、しつけのひとつとして触れられています。旅行だけでなく、いざというときの備えとしても役立ちます。
留守番がそもそも難しい子は、分離不安の面からの確認が必要な場合もあります。分離不安についての記事も参考にしてください。
練習中に気をつけたいこと
- 吠えやパンティング(浅く速い呼吸)、よだれ、ぐったりしている様子が続くときは、無理に練習を続けず、かかりつけの動物病院に相談してください。
- 留守番の練習で犬が強く嫌がるときは、旅行中の留守番は避け、食事も交代制や客室内で済ませる計画に変えるのが現実的です。
- 旅先の夜間に診てもらえる動物病院の場所と連絡先は、出発前に調べておくと安心です。
よくある質問
- 犬を客室に残して夕食に行ってもいいですか?
-
宿によって異なります。禁止している宿、ケージ必須で認める宿、時間の目安がある宿などさまざまです。予約前に宿の案内を読み、書かれていなければ問い合わせて確認してください。
- 食事処に犬を連れて入れますか?
-
入れる宿と入れない宿があります。ケージに入れても連れて入れないと案内している宿もあれば、個室や専用席を用意する宿もあります。同伴できる場所は、予約前の確認が安心です。
- 犬が食事中に吠えそうで心配です。どうすればいいですか?
-
食事の前に散歩と排泄をすませ、決まったマットで待つ練習をしておくと落ち着きやすくなります。それでも不安なときは、交代制にするか、客室内で食事ができるプランを選ぶのも方法です。強い不安や吠えが続く場合は、しつけの専門家やかかりつけの動物病院に相談してください。
- 愛犬のごはんは宿で用意してもらえますか?
-
宿によって違います。犬のごはんは持参するよう案内している宿もあります。食事の用意の有無や、館内でのおやつの扱いは、予約前に確認しておきましょう。
宿選びの全体像と、宿でよくある困りごとの対策は、こちらにまとめています。
まとめ
- 夕食や大浴場の間の犬の扱いは、宿のルールで決まる。「ペット可」だけでは分からないので、予約前に確認する。
- 確認したいのは、留守番の可否、ケージの要否、食事処に同伴できる範囲、犬のごはんの持参の有無。
- 留守番を認める宿でも、ケージやサークルを求めることが多い。室温・飲み水・連絡先を整える。
- 食事中の待機は、運動・排泄・マットの練習で落ち着きやすくなる。
- 二人以上なら交代制、一人なら客室内で食事ができる形を選ぶと、犬を残す時間を減らせる。
- 自宅で15分の留守番から段階的に練習し、不安が強いときは旅行計画を見直す。
条件が決まってきたら、宿探しの入口として検索ページを使ってみてください。楽天トラベルで犬と泊まれる宿を探す
この記事で参照した情報源(2026年10月確認)
- 山梨県観光公式サイト「ONE FOR WAN」犬連れ旅行のページ(NPO法人日本ドッグマナー協会監修)
- ある宿の楽天トラベル掲載ページ「ペット宿泊情報」
- ある宿のペット同伴宿泊滞在同意書(令和3年3月1日改定)
- 楽天LIFULL STAY調査(トラベルボイス 2021年12月29日掲載)
- 京都府「動物の飼い主の責任について」
- 長野市「ペットの熱中症に注意!!」
- 環境省 広報誌「ecojin」
宿・施設のルールは変更されることがあります。最新の情報は、必ず各宿の公式サイトや予約ページでご確認ください。



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