犬に牛乳は、毒になる食べ物ではありませんが、積極的にあげる必要はなく、成犬には少量にとどめるのが基本です。多くの犬は乳糖を分解する酵素(ラクターゼ)が少なく、飲むとお腹をゆるくすることがあります。また牛乳は100mlあたり60kcal台と高めで、毎日のように飲ませれば太る原因にもなります。コップに残った牛乳を少し舐めた程度なら心配しすぎなくて大丈夫です。飲ませたいときは、乳糖を調整した犬用ミルクを選ぶ方法があります。なお運営者は獣医師ではないため、持病がある場合などは、かかりつけの動物病院に確認してください。



気になるところは、目次からすぐに飛べるよ!
- 牛乳は毒ではないが、成犬には少量にとどめるのが基本です
- 牛乳は100mlあたり60kcal台で、毎日飲ませると太る原因になります
- 飲ませたいなら乳糖を調整した犬用ミルクを選ぶ方法があります


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・犬に牛乳がダメと言われる4つの理由と、本当に太るのか(カロリー)
・体重別の量の目安、薄める・温めるの効果
・犬用ミルク・ヤギミルク・豆乳・ヨーグルト・チーズの違い
・飲んでしまったときの様子の見方と、受診の目安
⚖️ 犬に牛乳はダメ?おすすめしにくい4つの理由
要点|中毒の心配はないものの、乳糖不耐症・高カロリー・アレルギー・結石の面で4つの理由があります。


玉ねぎやチョコレートのような中毒を起こす成分は牛乳に含まれておらず、舐めた程度で中毒になる心配はありません。それでも多くの解説で「おすすめしない」とされるのは、次の4つの理由があるからです。
①乳糖不耐症で、下痢・嘔吐・おなかの張りが出やすい
牛乳には乳糖が約5.0%含まれます(犬の母乳は約3.1%とされます。GPN・獣医師監修記事より)。子犬は母乳を消化するためラクターゼが豊富ですが、成長とともに減るため、成犬が急に牛乳を飲むと下痢をしやすくなります。
ASPCA(米国動物虐待防止協会)も、犬は乳糖を分解する酵素をあまり作れないため、乳製品で消化不良を起こすことがあると説明しています。症状は、水のような下痢、おなかのゴロゴロ、ガス、嘔吐、腹痛などです。
飲んでから数時間〜半日以内に出始めることが多く、牛乳が消化されるまで12〜24時間ほど続くことがあるとされています(いぬなび、ones)。ただし個体差が大きく、スプーン1杯で崩す子もいれば、コップ1杯で平気な子もいます。
②脂質とカロリーが高く、太る・膵炎の原因になりうる
牛乳は100gあたり61kcal、脂質3.8gです(文部科学省の食品データベース)。AKCは、牛乳の脂肪と糖が肥満や膵炎の原因になりうるとも説明しています。生クリーム・バター・アイスクリームのような高脂肪の乳製品は、さらにリスクが高くなります。
③牛乳のたんぱく質によるアレルギー
牛乳に含まれるたんぱく質に反応する食物アレルギーもあります。かゆみ、皮膚の赤みや発疹、耳や肛門まわりの炎症などが主な症状です。牛肉アレルギーがある犬は牛乳でも反応することがあります(All About)。
なりやすい犬種は犬のアレルギーが出やすい犬種も参考にしてください。
④カルシウムが多く、結石の既往がある犬には不向き
GPNの獣医師監修記事によると、牛乳のカルシウムはシュウ酸と結びついて尿路結石の原因になることがあるため、結石の既往がある犬や治療中の犬には与えないほうがよいとされています。気になる方は犬の尿路結石完全ガイドも参考にしてください。
⚖️ 乳糖不耐症と牛乳アレルギーの違いは?見分けるヒント
要点|前者は消化の問題、後者は免疫の反応で皮膚症状を伴うことがあり、自己判断で決めつけられません。
牛乳を飲んで体調を崩すとき、原因は大きく2つに分かれます。ひとつは乳糖を分解しきれない「乳糖不耐症」、もうひとつは牛乳のたんぱく質に免疫が反応する「食物アレルギー」です。
PetsCareの解説でも、乳糖不耐症は消化の問題、乳たんぱく質へのアレルギーは免疫の反応で皮膚トラブルを伴うことがある、と区別されています。
| 乳糖不耐症(消化の問題) | 牛乳アレルギー(免疫の反応) | |
|---|---|---|
| 主な症状 | 下痢、ガス、おなかの張り、ゴロゴロ鳴る、嘔吐 | 皮膚のかゆみ・赤み、耳や肛門まわりの炎症、嘔吐や下痢を伴うこともある |
| 出るタイミング | 飲んでから30分〜数時間以内が多いとされる | 食べてすぐのこともあれば、時間がたって皮膚に出ることもある |
| 量との関係 | 少量なら平気な子もいる。量が増えるほど出やすい | ごく少量でも反応することがある |
| 考え方 | 量を減らす、乳糖を除いた犬用ミルクにするなどで落ち着くことがある | 原因の乳製品を避けるのが基本。確かめるには獣医師と進める |
見分けるヒントとして、「飲んだ量に比例して下痢が出るか」「皮膚や耳のトラブルが繰り返されるか」があります。ただし、同じような下痢は牛乳以外の病気でも起こり、自己判断で決めつけることはできません。
皮膚のかゆみや耳の炎症が続くときは、食物アレルギーの検査方法も参考にしながら、動物病院で相談してください。
なお、じんましんや顔の腫れ、呼吸が苦しそうといった様子(PetsCareが挙げるアレルギー症状)が見られたときは、様子見をせず、すぐ動物病院に連絡してください。
🍖 犬は牛乳で本当に太る?カロリーで検証
要点|コップ1杯(約200ml)はおよそ125kcalで、毎日だと肥満の原因になり得るので、与えた分は食事から引きます。


タイトルの疑問「太るって本当?」に、数字で答えます。牛乳は100gあたり61kcal(日本食品標準成分表)で、コップ1杯(約200ml)はおよそ125kcalです。
体重5kgの小型犬は1日に必要なエネルギーが300kcal台とされるため、コップ1杯で1日の3分の1以上を占める計算になります。
おやつの目安は1日のカロリーの10%以内ですから、毎日飲ませれば肥満の直接的な原因になり得ます。
与えること自体が絶対にNGというわけではありませんが、「少量なら平気」で済ませず、与えた分だけ食事の量から差し引くなど、体重管理を意識しましょう。目安の体重は適正体重の記事一覧でも確認できます。
📏 犬が飲んでいい牛乳の量は?体重別の目安
要点|安全な量は個体差で決められず、表の数値はカロリーから計算した上限の例なので、ごく少量から始めます。
「安全な量」は、個体差が大きいため決められません。そのうえで、カロリーの考え方から計算した上限の例が示されています。いぬなびは、おやつとして1日に必要なカロリーの10%以内を、牛乳の量で次のように示しています(成犬・未去勢未避妊の場合)。
| 体重 | 牛乳の量の上限(計算例) |
|---|---|
| 2kg | 約20g |
| 4kg | 約50g |
| 7kg | 約78g |
| 12kg | 約116g |
| 18kg | 約150g |
わんちゃんホンポ(獣医師監修)でも、小型犬(2〜5kg)で約32〜63ml、中型犬(6〜15kg)で約72〜144mlという、カロリーをもとにした目安が紹介されています。
ただしこれは「ここまでなら必ず安全」という意味ではなく、主食の総合栄養食を妨げない上限の計算です。
体重1kgあたり10〜20mlを超えると消化不良のリスクが上がるとする解説(ones)もあり、初めてなら、ずっと少ない量から始めましょう。
- 最初は小さじ1〜2杯ほどのごく少量にする
- 量を増やすときは3日ほどあける(いぬなび)
- 下痢や嘔吐が出たら中止し、治まっても1週間ほどはあけてから少量を試す
- 小型犬やシニア犬、子犬は下痢で脱水しやすいため、特に慎重に
フード全体の量の考え方はパッケージ表示の見方と調整のコツで整理しています。
牛乳を水で薄めれば大丈夫?温めるのは?
要点|薄めたり温めたりすると刺激は和らぎますが、乳糖やカロリーがゼロになるわけではありません。
GPNの記事では、人用の牛乳は倍以上の水で薄めるとよいとされています。薄めると一度に摂る乳糖の量が減るため、下痢をしにくい与え方になるという考え方です。ただし、薄めたぶん多く飲めば結局同じことになり、乳糖やカロリーがゼロになるわけではありません。
温度については、冷蔵庫から出したての冷たい牛乳はお腹を刺激しやすいため、常温に戻すか、人肌程度に温めるよう勧める解説が多くあります。加熱しても乳糖の量は減りませんが、胃腸への刺激は和らぐとされています。
熱すぎる牛乳はやけどのもとなので、温めすぎには注意しましょう。
低脂肪牛乳・無脂肪牛乳・スキムミルク・生クリームは犬にどう違う?
要点|低脂肪・無脂肪牛乳は乳糖が減らないため、下痢の心配は普通の牛乳と同じように残ります。
「脂肪が少ない牛乳なら太らないし安心」と考えがちですが、乳糖の面では話が別です。All Aboutの獣医師コメント付きの記事では、低脂肪・無脂肪牛乳は脂肪分を調整しているだけで、乳糖は減らないと説明されています。下痢の心配は普通の牛乳と同じように残ります。
| 種類 | 犬に与えるときの考え方 |
|---|---|
| 低脂肪・無脂肪牛乳 | 脂肪とカロリーは抑えめだが、乳糖は変わらない。下痢の心配は普通の牛乳と同じ |
| スキムミルク(脱脂粉乳) | 与えられるとされるが、与えすぎないよう注意。溶かす量が多いと乳糖も多く摂ることになる |
| 生クリーム | 乳糖はほとんど含まれないとされる一方、脂肪が多く、肥満や下痢のおそれがある。与えないでおきたい食材 |
| 植物性クリーム・豆乳入りクリーム | 植物油脂が主原料。積極的に与える必要はない |
| アイスクリーム | 乳糖・糖分・脂肪が重なる。キシリトール入りは特に危険。詳しくは犬にアイスクリームは食べていい?へ |
どの種類でも、ポイントは「与えるなら少量、頻度は低く、与えた分は食事から引く」ことです。毎日の習慣になると体重が増えやすいため、体型の見方や減量の進め方は犬が太る原因と減量の進め方で確認できます。
⚠️ 牛乳を避けたほうがいい犬と、飲ませる前のチェック
要点|アレルギーや膵炎、結石の既往、服薬中などの犬は与えないほうが無難とされ、持病は獣医師に確認します。
元気な成犬が少量なめる程度なら大きな問題になりにくい一方、次のような犬には、牛乳を与えないほうが無難だと考えられています。持病や服薬がある場合は、自己判断せずかかりつけの獣医師に確認してください。
- 牛乳や牛肉でアレルギー症状が出たことがある犬(牛肉アレルギーの犬は牛乳でも反応する可能性があるとされます)
- 膵炎になったことがある犬、体重管理中・肥満気味の犬(脂肪とカロリーの面で不向き)
- 尿路結石の既往がある犬、結石の治療中の犬
- 抗生物質など、服用中の薬がある犬(牛乳で薬の効果が弱まる可能性があるとされます)
- 牛乳でお腹をゆるめたことがある犬、おなかが弱い子犬・小型犬・シニア犬
乳製品はおやつや加工食品にも隠れている
牛乳そのものは飲ませていなくても、パンやクッキー、ふりかけ、人用のスープなどに乳成分が入っていることがあります。
PetsCareの解説でも、乳糖不耐症が疑われるときは、牛乳やチーズだけでなく、おやつや加工食品に含まれる乳製品を原材料表示で確認するよう案内されています。
人の食べ物を分けるときは、原材料に「乳」「乳成分」「脱脂粉乳」「ホエイ」などの表記がないかを見る習慣をつけると安心です。
牛乳のかわりに、ご褒美や水分補給はどうする?
離乳後の犬にとって牛乳は必須ではなく、飲み物の基本は新鮮な水です。
「欲しそうだからあげたい」という気持ちの代わりには、フードの一部をご褒美にする、無糖のプレーンヨーグルトをスプーン1杯ほどにする、水切りした豆腐をごく少量にする(犬は豆腐・おからを食べても大丈夫?)といった方法があります。
どれも新しい食べ物なので、少量から始めて便の様子を見てください。子犬とシニア犬は必要な栄養が違うため、子犬・成犬・シニアのフードの違いもあわせて確認すると、ミルクやおやつに頼らない食事設計がしやすくなります。
⚖️ 犬用ミルク・ヤギミルク・豆乳・ヨーグルト・チーズの違い
要点|どれもカロリーはあるため「これなら安心」とは言えず、量は少なめが基本です。


牛乳の代わりに挙げられる飲み物・乳製品を、考え方とあわせて表にまとめました。どれもカロリーはあるため、「これなら安心」とは言えず、量は少なめが基本です。
| 種類 | 考え方 |
|---|---|
| 犬用ミルク(ペットミルク) | 乳糖を分解またはカットした商品が多く、下痢はしにくいとされる。対象年齢(子犬・成犬・シニア)と給与量を守る。開封後は冷蔵して早めに使う |
| ヤギミルク | 乳糖が約4%含まれ、牛乳と同様に慎重に。脂肪球が小さく消化しやすいとされるが、「ヤギだから安心」とは言えない |
| 無調整豆乳 | 乳糖は含まない。大豆アレルギーの犬には不可。成分無調整のものをごく少量 |
| アーモンドミルク | 乳糖は含まない。脂質が多いので少量。無糖・無添加で、キシリトールを含まないものを選ぶ |
| 無糖のプレーンヨーグルト | 発酵で乳糖の一部(2〜4割)が分解されるため崩しにくいとされるが、乳糖は残る。スプーン1杯程度から |
| ナチュラルチーズ | 乳糖は少ないが塩分が多い。詳しくは下のリンクの記事へ |
| 生クリーム・バター・アイス・プロセスチーズ | 避ける。高脂肪で膵炎のおそれがあり、アイスは砂糖やキシリトール、チョコ味ではテオブロミンが問題になる |
チーズやヨーグルトなどの乳製品の詳しい考え方は、犬にチーズは大丈夫?牛乳との違いと乳糖不耐症の注意点で解説しています。
犬用牛乳(ペットミルク)なら太らない?
「犬用牛乳 太る」と気になる方も多いと思います。犬用ミルクは乳糖が調整されているため、普通の牛乳より下痢はしにくいとされていますが、カロリーがない飲み物ではありません。ふつうの食事に上乗せして毎日飲ませれば、体重は増えます。
- 100mlあたりのエネルギー(kcal)を確認し、与えた分だけふだんのフードを減らす
- 原材料を確認する。All Aboutでは、ペット用ミルクには植物油脂や酸化防止剤が入っている場合があると注意されている
- 対象年齢(子犬用・成犬用・シニア用)と、パッケージに記載の給与量を守る
- 成犬にとっては必須の飲み物ではなく、ふだんの飲み水で足りる
特定の商品をおすすめすることはしませんが、「犬用」とあっても与えすぎてよいわけではない、という点は共通して押さえておきましょう。
🔧 犬が牛乳を飲んでしまった・盗み飲みしたときの対処
要点|元気なら食事を控えめにして様子を見て、下痢や嘔吐が続く・ぐったりする場合は動物病院へ相談します。
こぼれた牛乳を舐めた、コップの中身を飲んでしまったという場合は、次の順番で落ち着いて対応しましょう。
- 飲んだ量とおおよその時間を確認する(パッケージも手元に置く)
- 元気や食欲があれば、半日〜1日ほどは食事を控えめにして様子を見る(onesの解説)。水はいつでも飲めるようにしておく
- 数日間は便の状態と、脱水(口の中が乾く、ぐったりする)がないかを見る
- 自己判断で塩水などを飲ませて吐かせない。高ナトリウム血症を招くおそれがあるとされています
動物病院に相談したほうがいい様子
- 下痢や嘔吐が続く、水のような便が止まらない
- ぐったりしている、お腹を痛がって震える
- 子犬や小型犬、シニア犬で、下痢が出て元気がない
- 皮膚のかゆみや耳の炎症が繰り返される(食物アレルギーの可能性。検査の方法も参考に)
- 抗生物質などの薬を飲んでいる(All Aboutによると、牛乳で薬の効果が弱まる可能性があります)
受診するときは、「いつ・どのくらい」飲んだかを伝えられるようにしておくとスムーズです。ほかの食べ物が食べてよいかどうかは、犬が食べていいもの・ダメなもの早見表で確認できます。
よくある質問
- 犬が牛乳を少し舐めてしまいました。すぐ病院に行くべきですか?
-
コップに残った牛乳を少し舐めた程度であれば、多くの場合は緊急性はありません。数時間は下痢や嘔吐がないか様子を見て、症状が出た場合や繰り返し飲んでしまった場合は動物病院に相談してください。
- コーヒー牛乳やカフェオレは飲ませてもいい?
-
おすすめしません。コーヒーに含まれるカフェインは犬に中毒を起こすおそれがあります。飲んでしまった場合は、量にかかわらず動物病院に電話で相談してください。犬のカフェイン中毒の記事も参考になります。
- 子犬に牛乳を飲ませてもいい?
-
子犬の哺乳期や離乳期に、母乳の代わりが必要な場合は、牛乳ではなく子犬用のミルクを使うのが基本です。離乳が終わってからは、ミルクは必須ではなく、ふだんは水と子犬用フードで足ります。お腹がデリケートな時期なので、牛乳を試す場合も、ごく少量にとどめて便の様子を見てください。
- ヨーグルトやチーズも牛乳と同じように太りますか?
-
プレーンヨーグルトは発酵の過程で乳糖の一部が分解されているため、牛乳より消化しやすいとされていますが、カロリーはあります。チーズは特に脂肪分や塩分が高いため、与えるならごく少量にとどめましょう。いずれも「体重管理中の犬にはおすすめしない」という点は牛乳と同じです。
- ヤギミルクなら犬が飲んでも安心ですか?
-
All Aboutでは、ヤギミルクにも乳糖が約4%含まれるため、牛乳と同じように慎重に与えるよう案内されています。AKCも、牛乳とヤギ乳を同じ「数さじ程度のご褒美」として扱っています。「ヤギミルクだからお腹に優しい」と考えず、少量から様子を見ましょう。
- 牛乳を毎日少しずつなら、飲ませても大丈夫ですか?
-
毎日の習慣にするのはおすすめしません。少量でも牛乳は100mlあたり60kcal台あり、積み重なると体重が増えやすくなります。また、乳糖の影響は飲む頻度や量が増えるほど出やすくなります。飲ませるなら「たまのご褒美」として少量にとどめ、与えた分はふだんのフードから減らしてください。体調や持病が気になる場合は、かかりつけの動物病院に確認しましょう。
- 低脂肪牛乳や無脂肪牛乳なら、犬に飲ませても安心ですか?
-
安心とは言えません。低脂肪・無脂肪牛乳は脂肪分を調整したものなので、乳糖の量は普通の牛乳と変わらないとされています(All About)。下痢をしやすい犬には同じように負担になることがあります。乳糖が気になる場合は、乳糖を調整した犬用ミルクを選ぶ方法があります。
- 牛乳で下痢をした翌日、また与えても大丈夫ですか?
-
下痢が出た直後は、牛乳をやめて数日〜1週間ほどあけ、便が落ち着いてから考えるのが基本です。再開する場合も、ごく少量から始めて様子を見てください。少量でもすぐ下痢をする、皮膚のかゆみや耳の炎症が出るといった場合は、その子には合わない可能性があります。下痢が続く、元気や食欲がない、ぐったりしているときは、動物病院に相談してください。
- 犬に牛乳は禁止ではないが、積極的にあげる必要はない。成犬には少量にとどめる
- 下痢は乳糖不耐症が原因のことが多く、飲んで数時間〜半日以内に出始める
- 牛乳は100mlで60kcal台。毎日の習慣にすると太る原因になる
- 薄める・温めるのは刺激を和らげる工夫で、乳糖やカロリーがゼロになるわけではない
- 飲ませたいなら犬用ミルクを。ただしカロリーはあるので、与えた分は食事から引く
- 舐めた程度は心配しすぎず、下痢や嘔吐が続くときは動物病院へ
専門家に確認しました
身内のドッグトレーナーに確認したところ、「牛乳を欲しがる犬は多いが、体重管理中の子には特に慎重になってほしい」とアドバイスをもらいました。少量を与える場合も、その日の食事の量を少し減らすなど、トータルのカロリーで調整するのがコツだと聞いています。
この記事の執筆者
ルーク隊長(犬のまとめ 運営者)
子どもの頃から20年以上、犬との暮らしを続けている犬好き。身内にペットトリマー・ドッグトレーナーがおり、日常的に多くの犬と接する環境にある。
📚 参考にした情報
- American Kennel Club (AKC)|Can Dogs Drink Milk?
牛乳は少量なら可だが、乳糖を消化できない犬が多く下痢・嘔吐・ガスが出ること、脂肪と糖が多く肥満や膵炎につながり得るという記事の主張の裏づけ。 - ASPCA|People Foods to Avoid Feeding Your Pets
犬猫は乳糖を分解する酵素が少なく、牛乳などの乳製品で下痢などの消化不良を起こすことがあるという説明の裏づけ。
※上記の公的・専門機関の情報をもとに、当サイトの言葉でまとめています。内容は獣医師の診察・診断の代わりにはなりません。
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