焼き立ての良い香りが最高なパン。そんな美味しそうな匂いに犬も欲しそうな顔をしていますが、犬にパンをあげていいのか調べました。
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犬がパンを食べるデメリット


犬にとってパンは絶対にあげてはいけない食べ物ではありませんが、おすすめも出来ません。理由をまとめました。
小麦グルテン
小麦グルテンに対するアレルギー反応は、一部の犬で見られることがあります。小麦グルテンに含まれる特定のタンパク質に対して免疫系が過剰反応し、アレルギー症状が現れることがあります。 皮膚のかゆみや発疹、消化器症状、耳の炎症などが含まれます。小麦グルテンアレルギーを持つ犬にとっては、小麦グルテンを含まない食品を選択することが重要です。
消化問題
食パンは小麦粉を主成分としており、犬にとっては消化が難しいことがあります。犬の消化器官は私たち人間よりも短く、小麦の一部を分解する酵素が不足しているそのため、食パンを食べると腸のトラブルや下痢をする可能性があります。
肥満
食パンはカロリーが高く、食べ過ぎてしまうと肥満の原因になります。 犬の健康を守るためには、バランスの取れた栄養を含むドッグフードを考慮することが大切です。
危険性
食パンには添加物や調味料の味が含まれていることがあります。 これらの成分は犬にとって有害な場合があり、アレルギー反応や消化器官への負担を考える可能性があります。油や香辛料などの添加物が含まれる場合がございますので、それらは犬に考慮する必要があります。
歯にくっつく
食パンを食べると歯や、歯茎にくっついてしまって歯周病や虫歯の原因になってしまう可能性があります。
絶対に与えてはいけないパン
「消化に良くないからおすすめしない」という食パンとは危険度がまったく違う、絶対に与えてはいけないパンがあります。以下のパンは、少量でも重篤な中毒を起こす可能性があるため、犬には一切与えないでください。
レーズンパン・ぶどうパン
ぶどう・レーズンは、犬にとって安全な摂取量が存在しないとされるほど危険な食品です。少量でも急性腎不全を起こすことがあり、命に関わります。症状は食べてから2〜5時間程度で現れることが多く、嘔吐や下痢、元気消失などが見られます。もしレーズンパンを食べてしまった場合は、症状の有無にかかわらず、すぐに動物病院に連絡してください。
ガーリックブレッド・オニオンパン
ニンニクや玉ねぎには有機チオ硫酸化合物という成分が含まれており、犬の赤血球を破壊して溶血性貧血を引き起こします。加熱調理しても毒性は消えません。症状は数時間後〜数日後に現れることもあり、貧血症状は摂取後1週間前後でピークになることもあるため、時間が経ってから異変に気づくケースもあります。ガーリックブレッドやオニオンパンは絶対に与えないでください。
ナッツ・キシリトール配合のパン
マカダミアナッツ入りのパンや、低糖質パンに使われることがあるキシリトールも、犬にとって危険な成分です。パンを選ぶ際は、原材料表示を必ず確認する習慣をつけましょう。
犬に食べさせて良いパンは?


一般的に、犬に食べさせても安全なパンはいくつかあります。犬に食べさせても問題ないパンの種類。
無添加の全粒粉パン
無添加で全粒粉のパンは、一部の犬にとって比較的安全なパンです。 添加物や砂糖、塩、バターなどの成分が含まれていないものを選びましょう。ただし、適量に注意し、食べ過ぎないようにしましょう。
小麦フリーのパン
犬に小麦がアレルギー反応を考える場合、小麦フリーのパンが良いでしょう。小麦関係の穀物を使わずに作られたパンを探してください。成分やアレルギーの方に注意しながら選ぶことが重要です。
自家製のパン
自家製のパンは、犬のために作る場合は選択肢の一つです。小麦フリーや無添加の材料を使用し、犬が安全に摂取できるように調理します。
犬にとってパンは絶対にあげてはいけない食べ物ではありませんが、おすすめも出来ません。もし、犬にパンを考える際には適量に注意し、 原材料や成分をよくみて提供することです。パンは犬の主食ではないので与えすぎには注意しましょう。
よくある質問
Q. 犬がパンの耳(みみ)を少しだけ食べてしまいました。大丈夫ですか?
A. プレーンな食パンの耳をひとかけら食べてしまった程度であれば、多くの場合は経過観察で問題ありません。ただし、ぶどう・レーズンやニンニク・玉ねぎが練り込まれたパンだった場合は、少量でも動物病院に相談してください。
Q. 犬に毎日パンを与えても良いですか?
A. パンは犬の主食として設計された食品ではないため、毎日の習慣として与えることはおすすめしません。あくまで総合栄養食のドッグフードを主食とし、パンは嗜好品・おやつの延長として、ごくたまに少量にとどめましょう。
Q. 犬がレーズンパンやガーリックブレッドを食べてしまったら、どんな症状に注意すればいいですか?
A. レーズンパンの場合は嘔吐・下痢・元気消失、ガーリックブレッドの場合は元気消失・食欲不振・尿の色の変化(赤褐色になるなど)に注意してください。いずれも症状が出る前に病院へ連絡するのが安全です。自己判断で様子を見ず、早めに動物病院に相談しましょう。
専門家に確認しました
身内のペットトリマーに確認したところ、「パンを与えるなら無添加・低糖質のものを選び、必ずちぎって様子を見ながら与えるように」とアドバイスをもらいました。特にレーズンパンやガーリックブレッドは、飼い主が気づかないうちに食卓から落ちた欠片を拾い食いしてしまうケースが多いと聞いています。パン類を食べる習慣がある家庭では、犬の手が届く高さに置かないことも大切です。
この記事の執筆者
ルーク隊長(犬のまとめ 運営者)
子どもの頃から20年以上、犬との暮らしを続けている犬好き。身内にペットトリマー・ドッグトレーナーがおり、日常的に多くの犬と接する環境にある。


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