じゃがいもは加熱して与えれば犬にとって食べやすい食材ですが、芽や緑色になった皮の部分には注意が必要です。「ソラニン」「チャコニン」という天然毒素が含まれており、人間でも食中毒の原因になることが知られています。この記事では、じゃがいもの危険な部分と、誤食してしまったときの対処法を整理してまとめました。
- じゃがいもの芽と緑色の皮には、犬に危険なソラニン・チャコニンが含まれます。
- ソラニン・チャコニンは加熱しても分解されず、犬に与える前に必ず取り除きます。
- 犬が摂取すると、嘔吐・下痢のほか、けいれんなどの神経症状が出る場合があります。
- 愛犬が芽や緑の皮を食べた可能性があれば、量にかかわらず動物病院へ連絡します。
- 犬に与えるじゃがいもは、皮をむいてしっかり加熱してからにします。



迷ったら、最後のまとめを見てね。ポイントをまとめてあるよ。
芽と緑色の皮に高濃度で含まれるソラニン・チャコニン


⚠️ 少量でも深刻な中毒症状を引き起こす危険性
じゃがいもの芽や、光に当たって緑色に変色した皮には、ソラニンやチャコニンという天然毒素が特に高濃度で含まれています。たとえ少量であっても、犬が口にすると深刻な中毒症状を引き起こす危険性が非常に高いとされています。人間の食中毒でも同様の成分が原因になることがある、決して軽視できない毒素です。
🏥 中毒の症状


ソラニン・チャコニンを摂取すると、嘔吐・下痢といった消化器症状に加え、けいれんや運動障害といった神経症状を引き起こす場合があります。症状は摂取後数時間以内に出ることが多く、急速に悪化することもあるため、油断は禁物です。
加熱しても毒素は分解されない


💡 「火を通せば安心」ではない
ソラニン・チャコニンは熱に強い性質を持っており、調理や加熱をしても毒素は分解されません。「じゃがいもは加熱すれば安全」というイメージがありますが、芽や緑色の皮に関してはこの限りではなく、必ず取り除いてから調理する必要があります。
安全に与えるための下処理


- ✅ 芽が出ている場合は、芽とその周辺のくぼみごと深めに取り除く
- ✅ 緑色に変色している皮の部分は厚めにむいて取り除く
- ✅ 皮をむいた上で、しっかり加熱してから与える
- ✅ 保存時は日光の当たらない冷暗所に置き、緑化を防ぐ
🔧 誤食してしまったときの対処法


じゃがいもの芽や緑色の皮を食べてしまった可能性がある場合は、量にかかわらずすぐに動物病院に連絡しましょう。食べた量や時間、症状の有無を整理して伝えると、獣医師が状況を判断しやすくなります。無理に吐かせようとせず、獣医師の指示に従って対応してください。
よくある質問


Q. じゃがいも自体は犬に与えても大丈夫な食材ですか?
A. はい、芽や緑色の部分をしっかり取り除き、皮をむいて加熱すれば、じゃがいもは犬に与えても問題ない食材です。ただし炭水化物中心の食材なので、与えすぎには注意しましょう。
Q. スーパーで買ったじゃがいもでも芽が出ていることがありますか?
A. はい、保存状態によっては家庭で保管している間に芽が出ることがあります。使う前に必ず芽の有無と皮の変色を確認する習慣をつけましょう。
Q. さつまいもも同じように注意が必要ですか?
A. さつまいもはナス科ではなくヒルガオ科の植物で、ソラニンのような毒素の心配は基本的にありません。ただし、食物繊維が多いため与えすぎると消化不良を起こすことがあります。
まとめ


じゃがいもの芽と緑色に変色した皮には、加熱しても分解されないソラニン・チャコニンという毒素が含まれています。与える際は必ず芽と変色部分を深く取り除き、加熱してから与えましょう。誤食した場合は量にかかわらず早めに動物病院へ相談してください。
この記事の執筆者
ルーク隊長(犬のまとめ 運営者)
子どもの頃から20年以上、犬との暮らしを続けている犬好き。身内にペットトリマー・ドッグトレーナーがおり、日常的に多くの犬と接する環境にある。
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