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犬は納豆を食べても大丈夫?タレ・からしはNG・量と注意点

犬は納豆を食べても大丈夫?タレ・からしはNG・量と注意点

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結論

朝ごはんの納豆を、足元でじっと見つめている愛犬。「ひと口あげてもいいのかな」と迷ったことはありませんか。結論からいうと、納豆そのものは犬に与えられる食材で、タレ・からし・ねぎを入れない「何も足していない納豆」を、ごく少量ならあげても大丈夫(◯)とされています。ただし、大豆アレルギーのある犬や、持病で食事管理をしている犬には向かないことがあります。

この記事の結論
  • 何も足していない納豆なら、犬にごく少量与えられます(◯)。タレ・からしは×です。
  • 納豆は毎日の主役にせず、おやつは1日に必要なカロリーの20%以内が目安です。
  • 大豆アレルギー、腎臓・心臓の病気、服薬中などの犬は、獣医師に確認します。
  • 初めて与える日は少量にして、軟便・かゆみ・嘔吐がないか確認します。
  • タレを食べて嘔吐や下痢が続くなど様子がおかしい犬は、動物病院へ連絡します。
ルーク隊長

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📌 この記事の3つのポイント
  • 何も足していない納豆なら、ごく少量だけ◯。タレ・からしは×
  • 量はグラム数で決めず、おやつは1日に必要なカロリーの20%以内が目安
  • 大豆アレルギー、腎臓・心臓の病気、服薬中などの犬は獣医師に確認
食べてはいけない食べ物に困るルーク隊長のイラスト

この記事では、与えるときの下準備、量の考え方、避けたほうがよい犬、付属のタレを食べてしまったときの対応をまとめます。運営者は獣医師ではありません。

獣医師監修の記事や公的機関の情報をもとにした一般的な内容なので、持病がある犬や、薬を使っている犬は、必ずかかりつけの獣医師に確認してください。

目次

犬に納豆をあげる結論早見

要点|可否・量・注意点・避けたい犬を表で整理。効果を示す明確な研究はないため、合う犬が少量楽しむ食材という位置づけです。

項目目安
可否何も足していない納豆を少量なら◯。タレ・からし・薬味入りは×
量の考え方ごく少量から。トッピング程度で、毎日の主役にはしない
注意点においが強い、ねばりで口まわりが汚れる、体質によっては軟便になることがある
避けたい犬大豆アレルギー、腎臓・心臓の病気、貧血、服薬中、子犬など

獣医師の丸田香緒里さん監修のAll Aboutの記事では、納豆はタレ、からし、ねぎなどの薬味を入れなければ犬に与えられる食材として紹介されています。

一方で、腸内環境や血流への働きなどがいわれることはあっても、犬への効果を示す明確な研究はないとも書かれています。納豆は「食べさせたほうがよい食材」ではなく、「合う犬なら少量を楽しめる食材」と考えるのが無難です。

🍖 納豆の与え方と量の考え方

要点|タレ・からし・ねぎは使わず、小粒かひきわりをごく少量。食後1〜2日は軟便やかゆみがないか見ます。

食べても大丈夫なごはんとルーク隊長のイラスト
  1. 何も足さない:付属のタレ、からし、ねぎ、しょうゆは使いません。タレやしょうゆには塩分が含まれ、からしや薬味は犬には不要です。
  2. 少量を混ぜる:ごはんの上にほんの少量のせるか、フードに混ぜます。初めての日は、ほかの新しい食材と重ねないようにします。
  3. ひきわりや小粒を選ぶ:大粒は丸のみしやすいので、小粒かひきわり、あるいは軽く刻んでから与えます。
  4. 様子を見る:食後に軟便、ガス、かゆみ、耳や皮膚の赤みが出ないか、1〜2日は確認します。

量はグラム数では決められません。体格や年齢、普段のごはんの内容で変わるためです。

目安として、環境省の「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」は、間食やおやつは1日に必要なカロリーの20%以内に抑えるのが大切としています。納豆もトッピングとして足した分、ごはんを少し減らす考え方が基本です。主食は総合栄養食のままにしましょう。

海外の獣医系のオンライン相談サービス(Dial A Vet)の解説では、納豆は発酵食品のため、犬によっては消化しにくく、ガスや軟便の原因になることがあるとされています。毎日続けるより、たまのトッピングにとどめるほうが安心です。

においが強く、ねばりで口のまわりやお皿が汚れやすい食材でもあります。食べ終わったら顔まわりを拭き、食器は早めに洗いましょう。

納豆はパックを開けたら冷蔵庫に入れ、時間がたったものや糸を引きすぎて傷んだように見えるものは与えないでください。

食欲が落ちたときの風味づけに使いたい場合も、たんぱく質源のトッピングならゆで卵のように、加熱して塩分を足さない選択肢があります。愛犬の体質に合うものを少量ずつ試すのが基本です。

納豆を控えたほうがよい犬

要点|大豆アレルギー、腎臓・心臓の病気、貧血、服薬中、結石の経験がある犬、子犬などは与える前に獣医師へ相談します。

次のような犬は、納豆を与える前に獣医師に相談してください。

  • 大豆やえんどう豆のアレルギーがある犬、疑いがある犬:Mueller博士らが2016年にBMC Veterinary Researchで発表した、犬の食物アレルギー報告297頭の総説では、大豆は原因として6%報告されています(牛肉34%、乳製品17%、鶏肉15%、小麦13%に次ぐ位置です)。食後にかゆがる、軟便や嘔吐が続くときは中止して動物病院へ。調べ方は犬の食物アレルギー検査方法にまとめています。
  • 腎臓や心臓に病気がある犬:獣医師監修の記事では、納豆はカリウムが多く、体にたまりやすくなる可能性があるとして注意が呼びかけられています。
  • 貧血気味の犬、薬を使っている犬:大豆製品に含まれる成分が鉄の吸収を妨げるといわれることがあります。また、納豆はビタミンKが多く、血液を固まりにくくする薬を使っている場合は影響するおそれがあると紹介されています。服薬中は必ず獣医師に確認してください。
  • 尿路結石の経験がある犬:環境省のガイドラインは、豆腐や納豆などの大豆の加工食品は消化不良の問題はないとしつつ、マグネシウムが多く結石になりやすいという説もあると触れています。結石の経験がある犬は避けるか、獣医師に確認しましょう。
  • 子犬、胃腸がデリケートな犬:消化の負担や、栄養バランスの崩れが心配です。

なお、「大豆でお腹にガスがたまり、胃がねじれる」という説は、犬の胃には胃酸があって草食動物のような発酵が起きにくいため、根拠が疑わしいとする獣医師監修の記事もあります。ただし、ガスで軟便になる犬はいるので、様子は見てください。

🍖 タレやからしを食べてしまったとき・食べすぎたとき

要点|少量なめた程度ならお腹がゆるくなる程度と考えられますが、嘔吐や下痢が続くなら食べた内容を伝えて動物病院へ連絡します。

誤飲に気づいて慌てるルーク隊長のイラスト

付属のタレやからしを少量なめた程度なら、塩分やからしの刺激でお腹がゆるくなる程度で済むことが多いと考えられますが、体の小さい犬ほど影響は大きくなります。食べた量と時間を確認し、水を飲む様子や便の状態を見てください。

嘔吐や下痢が続く、ぐったりしている、水をがぶ飲みする、震えるといった様子があれば、食べた内容を伝えて動物病院に連絡しましょう。納豆を一度に大量に食べた場合も、軟便や嘔吐が起きることがあります。

家庭で吐かせたり薬を与えたりせず、獣医師の指示を受けてください。塩分の摂りすぎについては犬の塩分の摂りすぎに注意も参考になります。

よくある質問

考えるルーク隊長のイラスト
納豆巻きやフリーズドライ納豆は?

人用の納豆巻きは、味付けや酢飯、のりの量などが気になります。獣医師監修の記事では、人用の味付け品は避け、犬用として売られているフリーズドライ納豆を選ぶよう案内されています。給与量はパッケージの表示に従いましょう。

納豆菌は犬の腸にいいですか?

「腸内環境を整える」といわれることはありますが、犬での効果を示す明確な研究は見つかりませんでした。効果を期待して与えるより、食べても問題のない犬に楽しみとして少量あげる、という位置づけで考えましょう。

ほかの食べ物の可否はどこで調べられますか?

大豆食品を含め、ほかの食べ物は犬が食べていいもの・ダメなもの早見表で確認できます。

納豆10gは何kcalですか?

糸引き納豆は、成分表の値(100gあたり184kcal)から計算すると10gで約18kcalです。おやつ全体の枠に含めて数えてください。

ひきわり納豆と粒納豆、犬にはどちらがよいですか?

犬で比べた研究は確認できませんでした。成分表ではひきわりのほうがビタミンKとカリウムが多めです。持病や服薬があれば獣医師へ。

納豆のカロリーと栄養は?粒納豆とひきわり納豆で違いはある?

粒納豆とひきわり納豆は、エネルギーとたんぱく質はほぼ同じですが、ビタミンKとカリウムはひきわりのほうが多めです。文部科学省の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」の値で比べます。

ひきわりのほうが消化されやすい、という説明を見かけることがありますが、犬で粒とひきわりを比べた研究は確認できませんでした。選ぶときは、成分値の違いを知ったうえで、ごく少量から試してください。

腎臓・心臓の病気がある犬や、血液を固まりにくくする薬を使っている犬は、ビタミンKやカリウムの量が関わるため、与える前に必ず獣医師に確認してください。

納豆の量はカロリーでどう決める?10gあたりの目安

納豆は10gで約18kcalです。量はグラム数の決まりではなく、おやつ全体のカロリー枠の中から決めます。

環境省の「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」は、間食やおやつを1日に必要なカロリーの20%以内に抑えるよう示しています。納豆を足した日は、ほかのおやつやトッピングも含めて数え、その分フードを少し減らします。

愛犬の1日に必要なカロリーは、体重・年齢・運動量で変わります。数字に迷うときや、体重が増えやすい犬は、かかりつけの獣医師に相談してください。軟便・かゆみ・嘔吐が続くときも、動物病院へ連絡しましょう。

この追記の出典

まとめ

この記事のポイント
  • 納豆は、タレ・からし・薬味を入れずに、ごく少量なら◯。毎日の主役にはしない
  • 量はグラム数で決めず、間食・トッピングは1日に必要なカロリーの20%以内(環境省)が目安
  • 大豆アレルギー、腎臓・心臓の病気、貧血、服薬中、結石の経験がある犬は、獣医師に確認してから
  • 初めての日は少量にして、軟便・かゆみ・嘔吐がないか確認する
  • タレや大量に食べて様子がおかしいときは、食べた内容を伝えて動物病院へ

この記事の執筆者
ルーク隊長(犬のまとめ 運営者)
子どもの頃から20年以上、犬との暮らしを続けている犬好き。身内にペットトリマー・ドッグトレーナーがおり、日常的に多くの犬と接する環境にある。

📚 参考にした情報

※上記の公的・専門機関の情報をもとに、当サイトの言葉でまとめています。内容は獣医師の診察・診断の代わりにはなりません。

びっくりするルーク隊長

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