「最近、お水を飲む量が増えた気がする…」愛犬のそんな小さな変化、見逃していませんか?
犬の腎臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれ、機能の大半が失われるまで目立った症状が出にくいのが特徴です。だからこそ、飼い主が日々の様子から小さなサインに気づけるかどうかが、早期発見の分かれ目になります。



まずは結論から!くわしい理由は、このあと順番に説明するよ。
- 腎臓は機能の大半が失われるまで目立った症状が出にくい
- 水を飲む量やおしっこの量が増えるのは、初期でも気づきやすいサイン
- 7歳を過ぎたら半年に1回程度の定期健診を受けておくと安心
💡 なぜ犬の腎臓病は「気づきにくい」のか
要点|数ヶ月〜数年かけて少しずつ進み、初期はほとんど症状がありません。気づいたときには進行していることも。


慢性腎臓病は数ヶ月〜数年という長い時間をかけて、少しずつ腎臓の機能が低下していく病気です。初期の段階ではほとんど症状が現れず、飼い主が異変に気づいたときには、すでにかなり進行しているケースも少なくありません。
✅ 見逃さないで!腎臓病の初期症状チェックリスト
要点|多飲・多尿、体重減少、食欲低下などが目安です。複数当てはまる場合は特に注意します。


以下のような変化が見られたら、腎臓病の初期サインの可能性があります。ひとつだけでなく、複数当てはまる場合は特に注意してください。
- お水を飲む量が増えた(多飲)
- おしっこの量・回数が増えた(多尿)
- 体重が徐々に減ってきた
- 食欲が落ちてきた、元気がない
- 寝ている時間が増えた
- 口臭が強くなった(アンモニアのような臭い)
- 嘔吐や下痢が増えた
特に「水をよく飲むようになった」「おしっこの量が増えた」という変化は、腎臓病の初期でも比較的気づきやすいサインとされています。
🏥 動物病院で行われる検査とタイミング
要点|変化に気づいたら自己判断せず相談を。血液検査や尿検査などを組み合わせて確認します。


上記のような変化に気づいたら、自己判断せずに動物病院に相談しましょう。診断では血液検査(クレアチニンやSDMAの数値)、尿検査、血圧測定などを組み合わせて、腎臓の状態を確認します。
腎臓病は早期発見が何より重要なため、症状がなくても、7歳を過ぎたシニア期に入ったら半年に1回程度の定期健診を受けておくと安心です。
🍖 進行を防ぐためにできる食事療法
要点|療法食への切り替えは獣医師の指示のもとで行います。サプリは補助的なもので、まず相談します。


慢性腎臓病と診断された場合、腎臓への負担を減らすために、たんぱく質やリンの量を調整した療法食への切り替えが推奨されることが多いです。実際にどんな腎臓ケア用フードがあるのか、以下の記事でいくつか紹介しています。
療法食への切り替えは、必ず獣医師の指示のもとで行うようにしてください。自己判断での切り替えは、かえって栄養バランスを崩す原因にもなります。
療法食に加えて、日々の食事にプラスできるサポートアイテムとして、犬用サプリ「毎日腎活 活性炭&ウラジロガシ」のような腎臓の健康維持をサポートするサプリメントを取り入れている飼い主さんもいます。あくまで補助的なものなので、まずは動物病院で相談したうえで取り入れるようにしてください。
まとめ|小さな変化に気づけるのは、いつもそばにいる飼い主だけ


犬の腎臓病は、初期のうちは症状に気づきにくい病気です。だからこそ「なんとなくお水を飲む量が増えた気がする」という些細な変化を見逃さないことが、愛犬の負担を減らす第一歩になります。気になる様子があれば、早めに動物病院に相談してあげてください。
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この記事の執筆者
ルーク隊長(犬のまとめ 運営者)
子どもの頃から20年以上、犬との暮らしを続けている犬好き。身内にペットトリマー・ドッグトレーナーがおり、日常的に多くの犬と接する環境にある。



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