テーブルの上にあるものは何でも食べてしまう危険がありますが、今回はキシリトールガムを誤って食べてしまった時の対処法です。
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Dogs Puppies Golden Retriever Free Stock Photo – Public Domain Pictures, Public Domain Source
対処法
犬がキシリトールガムを食べた場合、獣医師に相談することが重要です。キシリトールは犬にとって非常に危険な食べ物の一つで、消化不良や腸閉塞などの健康上の問題を引き起こす可能性があります。
獣医師は、犬の体重、食べたキシリトールの量、ガムの種類などを考慮して、どのような治療が必要かを判断します。犬が食べたガムにキシリトールが含まれている場合、緊急治療が必要なことがあります。キシリトールは、犬にとって非常に有毒であり、急速な血糖値低下や肝臓障害を引き起こすことがあります。
キシリトールガムの危険性
犬にとって、キシリトールは非常に有毒な成分です。犬が摂取するキシリトールの量によって、健康被害の程度が異なりますが、一般的には以下のような目安があります
- 体重1キログラムあたり、0.1グラム以上のキシリトールを摂取すると危険なレベルになります。
- 小型犬で、体重1キログラムあたり1グラム以上のキシリトールを摂取すると、重度の健康被害を引き起こす可能性があります。
- 中・大型犬で、体重1キログラムあたり5グラム以上のキシリトールを摂取すると、重度の健康被害を引き起こす可能性があります。
摂取したキシリトールの量が多ければ多いほど、健康被害のリスクが高くなります。
これらの症状が現れた場合
- 嘔吐や下痢
- 消化不良
- 腹部の膨満感
- 腸閉塞(ガムが腸内で詰まること)
- 異常な興奮や不安感
- 肝臓障害(ガムに含まれるキシリトールが原因)
- 低血糖(ガムに含まれるキシリトールが原因)
これらの症状が現れた場合は、できるだけ早く獣医師に相談し、適切な治療を受けることが重要です。
また、犬がキシリトールガムを食べないように注意することも大切です。
自宅で出来る対処法 3つ
- ガムが胃に入ってしまっても、犬が大きな問題を引き起こすことは稀ですが、消化不良や下痢を引き起こす可能性があります。観察し、犬が不快な症状を示す場合は、獣医師に相談してください。
- ガムが小さなものである場合は、吐かせることができます。しかし、ガムが喉に詰まっている場合は、獣医師の指示に従ってください。吐かせる前には、獣医師に相談し、指示を仰いでください。
- 自宅で出来る対処法は、獣医師に従って、ぬるま湯に砂糖水、塩を混ぜて飲ます応急処置がありますが、無理さず病院に行ってください。
以上の対処法に従い、犬がガムを食べてしまった場合には、迅速に行動してください。また、獣医師に相談することをお勧めします。
愛犬の大きさなどによりますが、少量のキシリトールガムなら便として排泄します。まずは、落ち着いて愛犬が食べてしまったガムの量などを調べて、経過監査しましょう。
怪しい症状が現れたら、すぐに獣医師の指示に従い行動しましょう。
※犬用の歯科用品の中に「キシリトール」が入っていますが、影響のない量になっています。
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