犬のまとめ|犬に関する疑問、不思議、心配などを楽しく学びながら一緒にいよう ウェルシュ・コーギー・カーディガン | 犬のまとめ  

ウェルシュ・コーギー・カーディガン

  英語表記      Welsh Corgi Cardigan

  サイズ       中型犬

  グループ   1G(牧羊犬・牧畜犬)

  原産国       イギリス

  体高       25cm~35cm

  体重       10kg~18kg

コーギーは、体高に比べて体長が長く、がっしりとした筋肉質の体つきをしています。この体つきは、活発でスタミナに富んだ性格を反映しています。使役犬としての特性を持ち、人間との活動を好みます。

ブルー・マール、ブリンドル、レッド、セーブル、ブリンドル・ポイントを伴うトライカラー、およびレッド・ポイントを伴うトライカラーといった様々な毛色がコーギーで許容されています。これらの毛色には、典型的なホワイトのマーキングがあってもなくても構いません。ただし、ボディや頭部がホワイトで主に構成されているべきではなく、目の周りもホワイトであるべきではありません。鼻と目の周りの縁はブラックである必要があります。レバー(茶色味)や薄い色は好ましくありません。

ウェルシュコーギーカーディガンの平均寿命は12〜14年といわれています。

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアは、椎間板が変形または破裂して脊髄神経を圧迫する状態です。この状態が進行すると、痛みや歩行困難を引き起こすことがあります。コーギーは長胴であり、脊椎に負担がかかりやすい傾向があります。適度な運動や体重管理が重要です。

股関節形成不全

股関節形成不全は、股関節が正常な形状ではなくなっている状態です。これは、運動時に不快感や歩行困難を引き起こすことがあります。この状態は先天的なものであり、注意深い飼育が必要です。

変性性脊髄症

変性性脊髄症は、痛みを伴わずにゆっくりと麻痺が進行する脊髄の病気です。この病気は進行性であり、歩行や動きに影響を与えることがあります。早期の発見と適切な管理が重要です。

肥満

コーギーは運動量が多く、活発な性格ですが、運動不足や過剰な食事により肥満になりやすい傾向があります。肥満は関節や心臓などの健康に影響を与える可能性があります。バランスの取れた食事と適度な運動が必要です。

コーギーは飼い主に忠実で、家族との絆を大切にします。しかし、走る子どもや自転車などに対して吠えることがあるため、早い段階からしっかりとしたしつけを行うことが重要です。また、活発で遊ぶことが大好きな性格のため、飼い主と一緒に散歩や遊びを楽しむことができる体力のある方に向いています。

コーギーは知的で頭の良い犬種でもあります。そのため、刺激的な遊びやトレーニングを通じて、知的な刺激を与えてあげることも大切です。適切なトレーニングを行うことで、コーギーのしつけや行動の問題を最小限に抑えることができます。

また、コーギーは適度な運動を欠かせません。毎日の散歩や遊びを通じて、コーギーの体力を適切に維持し、健康をサポートすることが重要です。定期的な健康チェックや適切な食事管理も忘れずに行いましょう。

紀元前1200年頃、中央ヨーロッパからケルト族とともにウェールズに移住したとされる犬が、後にコーギーとして知られるようになります。この犬種の歴史は非常に古く、約4000年にわたるものと考えられています。記録としては、ウェールズの920年の法規において牧畜犬として言及されていますが、一般的に知られるようになったのは比較的新しい時期です。

ウェールズのカーディガンシャー地方の丘陵地帯に住む貧しい人々が、この犬を有用な助手として飼育していたため、当時はあまり世間に知られていませんでした。しかし、1933年に後の英国王ジョージ6世がこの犬種を宮廷で飼育したことがきっかけとなり、人気が急上昇しました。ジョージ6世がヨーク公として知られていた時期に、コーギーが宮廷で飼われたことで、一躍注目を集める存在となったのです。

しつけ

牧畜犬としての特性から、足を咬む癖があることがあります。子犬の頃から足を咬まないようにしつけることが重要です。

耳掃除

汚れがない場合は基本的に必要なし。汚れがある場合は優しくふき取りましょう。

毎日の散歩が大切!

コーギーは運動が大好きで、アクティブな生活を送ることが好きです。運動不足になるとストレスを感じ、問題行動を起こすことがあります。ですので、毎日の運動を十分に確保することが大切です。アジリティやフライングディスクなどのドッグスポーツにも興味を持ち、活躍することができます。

トリミング

基本的にはトリミングは必要ありませんが、定期的なブラッシングで被毛を綺麗に保ちましょう。

ブラッシング

コーギーは短い被毛を持つが、密集したアンダーコートを持つダブルコートの犬種です。毛の抜け毛が多い換毛期には、週に2~3回のブラッシングが必要です。

歯磨き

歯磨きは毎日行うのが理想。歯磨きが苦手な場合は歯磨きガムやシートを検討しましょう。

適切なフードを選んで与えよう

犬の成長や健康に合わせて、総合栄養食を与えよう。適切なフードで元気に育ってね。

ペットショップで購入する場合だと、平均27万円~です。

STEP
里親

里親になる方法もあります。保健所や動物愛護センター、ボランティア団体などで里親募集が行われています。ウェルシュ・コーギー・カーディガンの里親は人気が高く、すぐに新しい飼い主が見つかることが多いため、定期的に情報を確認しましょう。

STEP
ブリーダー

ウェルシュ・コーギー・カーディガンの子犬をブリーダーから購入することが一般的です。ブリーダーを選ぶ際には、犬舎を訪問できるかどうかや親犬と兄弟犬の健康情報について尋ねましょう。ワクチン接種の情報やアフターケアについても確認し、信頼性のあるブリーダーを選びましょう。

STEP
ペットショップ

ウェルシュ・コーギー・カーディガンの子犬はペットショップで入手することもできますが、繁殖頭数が少ないため、店頭での販売はまれです。ペットショップで探す場合、店舗に問い合わせて子犬の入手可能性を確認しましょう

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