英語表記 Flat-Coated Retriever
サイズ 大型犬
グループ 8G
(ポインター・セター以外の鳥猟犬)
原産国 イギリス
体高 59cm~62cm
体重 27kg~36kg
フラットコーテッド・レトリーバーは、その名前の通り、滑らかな毛並みが特徴的な犬種です。他のレトリーバー種と同様に、高い学習能力を持ち、明るく社交的で活発な性格をしています。飼い主と一緒に遊ぶことが大好きで、愛情深い面も持ち合わせています。社交性が高いため、他の人や犬とも仲良くなれることが多いです。
「フラットコーテッド・レトリーバー」という犬種名の通り、この犬種の最大の特徴は美しい平らな被毛です。毛質は光沢があり、非常に滑らかでありながらも、耐水性にも優れています。毛色はブラックまたはレバー(濃い赤褐色)のどちらかです。
ドーベルマンの寿命は一般的に8〜14年前後であり、大型犬の中では平均的な寿命と言われています。
先天性の異常: 股関節形成不全と膝蓋骨脱臼
股関節形成不全は、股関節の形が正常でなくなる先天性の異常です。これにより、股関節が脱臼しやすくなります。一方、膝蓋骨脱臼では、ひざのお皿が正常な位置から外れてしまいます。
遺伝性の問題: 進行性網膜萎縮症とてんかん
進行性網膜萎縮症は、網膜が正常に機能しなくなる遺伝性の病気で、暗い場所や夜間に視力が低下します。一方、てんかんは脳の構造には異常がないにもかかわらず、けいれん発作が突然起こる病気です。
代謝異常: 糖尿病
糖尿病は、インスリンが不足することで引き起こされる代謝異常であり、多飲多尿、食欲の増加、やせるなどの症状が現れます。
生体機能の異常: 悪性腫瘍
悪性腫瘍は、皮膚や内臓など、体のあらゆる部分に悪性のしこりができ、命にかかわる危険性があります。
フラットコーテッド・レトリーバーは、底抜けに明るく、甘えん坊な性格が多いです。この明るさは、彼らのスタミナ抜群な体力と相まってさらに際立ちます。彼らは少し不安や恐怖を感じても、甘えた表情でしっぽを振ることが多いので、飼い主は犬の様子をよく観察する必要があります。子犬の頃から落ち着きを教えると、非常に素晴らしい家庭犬としての性格が形成されます。
バーミンガムのドッグショーと初登場
フラットコーテッド・レトリーバーは、「フラッティ」という愛称で親しまれ、1860年のイギリス・バーミンガムでのドッグショーに初めて登場しました。当時はウェービーコーテッドレトリバーと呼ばれ、後に改良されて現在の姿になりました。
祖先犬の謎
フラットコーテッド・レトリーバーの祖先には、カーリーコーテッド・レトリーバーというイギリス最古のレトリバーが関わっていると言われています。他にも、ウォータースパニエルやニューファンドランド、ラブラドール・レトリーバー、セッター、ラフコリーなどが交配された可能性があります。
しつけ
訓練性能は高く、しつけも難しくありませんが、非常に陽気な性格のため、興奮しやすい傾向があります。人や他の犬の多い場所に出る際は、落ち着かせる習慣をつけることが重要です。
毎日の散歩が大切!
フラットコーテッド・レトリーバーは非常に活発で、元気な犬種です。毎日1〜2時間の散歩が必要であり、レトリービング(回収)やアジリティなどの遊びも喜びます。
シャンプー
定期的なシャンプーが必要です。ただし、過度なシャンプーは皮脂を落としてしまうため注意が必要です。
ブラッシング
ダブルコートで直毛のため、被毛の手入れは比較的簡単です。週に1度程度の頻度でブラッシングを行うことで、被毛を綺麗に保つことができます。
歯磨き
歯磨きは毎日行うのが理想。歯磨きが苦手な場合は歯磨きガムやシートを検討しましょう。
適切なフードを選んで与えよう
犬の成長や健康に合わせて、総合栄養食を与えよう。適切なフードで元気に育ってね。
ペットショップで購入する場合だと、平気30万円〜が相場になります。
里親になる方法もあります。保健所や動物愛護センター、ボランティア団体などで里親募集が行われています。フラットコーテッド・レトリーバーの里親は人気が高く、すぐに新しい飼い主が見つかることが多いため、定期的に情報を確認しましょう。
フラットコーテッド・レトリーバーの子犬をブリーダーから購入することが一般的です。ブリーダーを選ぶ際には、犬舎を訪問できるかどうかや親犬と兄弟犬の健康情報について尋ねましょう。ワクチン接種の情報やアフターケアについても確認し、信頼性のあるブリーダーを選びましょう。
フラットコーテッド・レトリーバーの子犬はペットショップで入手することもできますが、繁殖頭数が少ないため、店頭での販売はまれです。ペットショップで探す場合、店舗に問い合わせて子犬の入手可能性を確認しましょう。