犬のまとめ|犬に関する疑問、不思議、心配などを楽しく学びながら一緒にいよう シベリアンハスキー | 犬のまとめ  

シベリアンハスキー

英語表記      Siberian Husky

  サイズ       大型犬

グループ   5G(原始的な犬・スピッツ)

原産国       アメリカ

体高       54cm~60cm

体重       21kg~28kg

シベリアン・ハスキーは、独特の顔の模様が印象的で、ワイルドな容姿を持つ犬種です。北極点周辺にいるエスキモー犬の一種であり、オオカミのような精悍な顔立ちをしています。しかし、性格は友好的で従順なところが魅力です。適切なトレーニングを行えば、家庭犬として素晴らしいパートナーになってくれるでしょう。

シベリアン・ハスキーの被毛は、ブラックから純白までのあらゆる色が認められます。この犬種特有の特徴として、他の犬種には見られない太い眉のような顔の模様が挙げられます。被毛は、まっすぐで中くらいの長さのオーバーコートと、柔らかく密生しているアンダーコートの二層構造になっています。

シベリアン・ハスキーの平均寿命は12〜15歳であり、人間の年齢に換算するとおよそ80〜100歳に相当します。

進行性網膜萎縮症

進行性網膜萎縮症は、遺伝性の疾患で、網膜が正常に機能しなくなる病気です。

白内障

白内障は、目の水晶体が白く濁り、網膜に光が達しなくなることで視力が低下します。

脂漏症

脂漏症は、アレルギーなどが原因で皮膚がベタつき、フケが多くなる症状です。

シベリアン・ハスキーは人懐っこく、他の犬種にもフレンドリーで、そり犬としての歴史から社会性が強い性格です。明るく前向きで、決してめげない一面も持ちます。また、責任感が強く、頑固で不器用な一面もありますが、これが頭が悪いという訳ではありません。用心深い一面もありますが、攻撃性は低く、番犬としては向いていません。

起源と祖先

シベリアン・ハスキーはアメリカ原産であり、祖先はロシア・シベリア地方でソリ引きをしていた犬とされます。スピッツが祖先犬と推定されており、アラスカン・マラミュートとは容姿が似ていますが、成立時期は詳しくはわかっていません。外見の相似だけでなく、DNA分析による研究でも狼に近いとされています。

チュクチ族との関わり

歴史的には、シベリア北東部のチュクチ族が長い間シベリアン・ハスキーを育種してきました。チュクチ族はハスキーをソリ犬や猟犬として使い、貴重な財産として扱ってきました。寒さに強く、力があり、人や他の犬との親和性が高いことが重視され、選択的に繁殖されました。

アメリカへの伝来と普及

シベリアン・ハスキーが広く知られるようになったのは、20世紀に入ってからです。アラスカの犬ぞりレースで活躍し始め、特に1925年のジフテリア流行時には、500km以上の距離を走って血清と薬を届けるなどの功績を挙げました。これがニュースとなり、シベリアン・ハスキーは一躍有名になりました。

日本での歴史

日本でも一時期はバブル景気の影響で人気がありましたが、運動量や抜け毛の多さなどから飼育放棄が相次ぎました。しかし、愛好家の努力により情報発信が行われ、現在は一定の人気を保っています。

しつけ

しつけや訓練が難しいとされることがありますが、ハスキーは前向きでめげない性格を持っています。失敗にめげずに繰り返す傾向がありますが、明るくポジティブな性格が魅力です。飼い主が根気よく教えることが重要です。特に若いハスキーは体力があり、散歩中にリードを引っ張ることがあるため、事故を防ぐためにもしっかりと訓練する必要があります。

毎日の散歩が大切!

シベリアン・ハスキーは非常に体力があり、1日に少なくとも1〜2時間の散歩や運動が必要です。運動不足になるとストレスがたまり、家具や犬舎に過剰な体力をぶつけるなど、問題行動を起こすことがあります。また、社会性が強いため、長時間の単独留守番はストレスになります。

シャンプー

定期的なシャンプーが必要です。ただし、過度なシャンプーは皮脂を落としてしまうため注意が必要です。

ブラッシング

シベリアン・ハスキーはダブルコートで、下毛がかなり厚いため、換毛期には相当量の抜け毛が出ます。抜け毛対策としては、週に2〜3回以上のブラッシングが必要です。

歯磨き

歯磨きは毎日行うのが理想。歯磨きが苦手な場合は歯磨きガムやシートを検討しましょう。

適切なフードを選んで与えよう

犬の成長や健康に合わせて、総合栄養食を与えよう。適切なフードで元気に育ってね。

ペットショップで購入する場合だと、平均25万円〜が相場になります。

STEP
里親

里親になる方法もあります。保健所や動物愛護センター、ボランティア団体などで里親募集が行われています。シベリアン・ハスキーの里親は人気が高く、すぐに新しい飼い主が見つかることが多いため、定期的に情報を確認しましょう。

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ブリーダー

シベリアン・ハスキーの子犬をブリーダーから購入することが一般的です。ブリーダーを選ぶ際には、犬舎を訪問できるかどうかや親犬と兄弟犬の健康情報について尋ねましょう。ワクチン接種の情報やアフターケアについても確認し、信頼性のあるブリーダーを選びましょう。

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ペットショップ

シベリアン・ハスキーの子犬はペットショップで入手することもできますが、繁殖頭数が少ないため、店頭での販売はまれです。ペットショップで探す場合、店舗に問い合わせて子犬の入手可能性を確認しましょう。

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